スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2018.01.16 Tuesday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

山中湖国際音楽祭2013

さて、山中湖国際音楽祭の記事ですが
2013年は、相澤音楽がさらに認められたと感じた年です。

初日には邦楽いろはにほ〜で初演した
尺八と津軽三味線の二重奏「龍生」
再演されました。

演奏者の米澤浩さんも三山さんも
2回目ということもありますし、
「立ってやってみよう」ということで
急遽、スタンディングでの演奏になりました。

全部で3楽章ありますが
山中湖では、たいがい楽章ごとに拍手がきますので
1楽章が終わった時点で、拍手が鳴るかと思いきや、
しーんと静まり返っています。

僕はお客さんの反応がないので、ちょっと心配になりました。

そのまま2,3楽章と続き、ついに終わった時、

それはもう、ものすごい拍手とともに、
監督のヨハネスも、僕のところに寄ってきて
「エクセレント!」

と言って下さったのです。

もちろん、二人の演奏も、それはもう神懸かっていまして、
本当に鳥肌が出ました。

お客様もすごく喜んで下さったのが分かりましたので
本当に嬉しかったです。

そしてそして、最終日には世界初演である六重奏曲、
「アーススペクトル」がありました。

これも3楽章ありますが
西洋楽器のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
東洋の尺八、20絃箏、津軽三味線の融合をはかった曲で、

1楽章「領域」
2楽章「侵略」
3楽章「共生」

と、まさに地球の歴史や、今に見られる
争いなどを音楽で表し、最後には違う人種だけではなく、
この地球上に生きる全ての生き物の共生を願って、
この6つの楽器も、綺麗なハーモニーを奏でて
終わります。

自分で言うのも何ですが、
この曲もとても好評で、
すごく嬉しかったです。

演奏者もきっと気に入って下さったと思います。

そしてこの曲は、山中湖で次の年も再演され、
ついにはオーストリアのシェライニング音楽祭にでも
演奏されました。

オーストリアには2015年に、僕も招待されて
行くことが出来たのですが、
きっとこの「アーススペクトル」が、きっかけとなったと
思います。

監督のヨハネスやエディが
「ヨーロッパでも通用する」と言って下さいましたから。

僕は演奏者にもお客さんにも楽しんでもらえる曲が作りたいと思っています。
それが曲作りの信念というか、絶対に譲れないところです。
もちろん全てのお客様に、というのは無理だと思いますが
少なからず、僕の曲が演奏される室内楽のコンサートに興味を持ったお客様には
楽しんでいただきたい、というのがあります。


そして、音楽が好きな人に、僕の曲を聴いてもらったり、
演奏していただきたいので、
楽譜もどんどん残していきたいと思っています。

2013年には、本当は演奏される予定だった五重奏がありますが
これは今回は難しいということで来年にまわった曲があります。

その時はちょっと残念でしたが、結果的にはよかったのです。
やはり起こる出来事はすべて最良でしか、ありません。
もうなるようになる、全てはいい方向にいく、と信じているので
残念な気持ちは少し起こりますが、でもそれはあとでもっといい事になって
返ってくると信じられるので、すごく落ち着くようになりました。

そして次の年、それは出演者全員による八重奏となって
山中湖に大きな大きな衝撃を与える曲として帰ってくることになるのです。

山中湖国際音楽祭2012

2011年はあの東日本大震災があったため、
この年は開催されませんでした。

そして2012年の山中湖国際音楽祭では、
2年前に監督に渡した2台ピアノのための曲
「88 in the Night sky」

これが、日本のピアノデュオである
「デュエットゥ」のお二人によって
初演されることとなったのです。
http://www.duetwo.com/

ピアノが88鍵、あるのと、
空の星座の数が88あるということから
作った曲です。

この演奏のあとに、震災で身内か知り合いを亡くしたという方から
声をかけていただき、
「この曲を聴いて、落ち込んでいた気持ちが楽になりました」
と言っていただいたのを覚えています。

僕は話を聞きながら、震災の悲しみと
少しでも僕の曲が役に立ったという嬉しさと

そんなまぜこぜの感情が沸き起こって、一緒に泣きました。

震災の時は、音楽監督であるヨハネスとエディーのピアノデュオによる
復興支援コンサートが東京でありましたが
その時に、2台ピアノ版で「ふるさと」を編曲しましたが、
これもなかなか評判で、お客様にとても喜んでもらいました。

こうした経験とお客様の反応などから、少しずつ、信用をもらえたかと思います。

スタッフや演奏者と寝食を共にし、
少しずつ、お互いのことが分かってきて
仲間のようになってきます。

これが僕の最高の財産かと思います。

山中湖のコンサートは3日間ですが
スタッフや演奏者は約一週間、寝泊りします。

それがなんとも楽しい!

僕はずっとずっと、関わりたいと強く思いました。

その願いが、思いが、通じたようで、

また来年も作品が演奏されることとなっていくのです。

ここに来るお客様も、基本お泊りです。
だからコンサート後には演奏者と一緒にお酒を飲んで、
楽しみます。
毎年いらっしゃるお客様とは自然に顔なじみになっていきます。

「こんにちは」「またお会いできて嬉しいです」

年に一度の再会が、またこれ嬉しい!

更に自分の予想外の展開になっていきます!

 

山中湖国際音楽祭2010

僕の作曲家人生スタートのきっかけとなった
「山中湖国際音楽祭」

すべてはここから始まったのです。

その記録をしっかり残しておこうと思います。

それまでは作曲をして食べていきたいとずっと思っていましたが、
どうしたら作曲家として仕事が出来るのか、

どうしたら依頼されるようになるのか・・・

その方法が分からず、ただ不安と焦りの日々を過ごしていました。

自分の曲には、根拠のない自信だけはありました。

自主コンサートを年に1〜2回開催して、
お客様に聴いていただき、
アンケートを見て、「よ〜し」と思っていました。

ただ、

そこから先がなかった。

というか、どう繋がるかは全く分からず、想像もできず。

このまま自主コンサートをしても先が見えないし、
そもそも演奏はあまり得意でないし・・・と
継続することに、希望は見出せませんでした。

コンサートに来て下さったお客様に、少しでも相澤音楽を広めようと、
デモCDを作り、それを皆さんにプレゼントしていました。

ここからです。

人生何があるか分からない!

お客さんの中に、奥さんの(その時はまだ結婚していませんでしたが)生徒さんが
いまして、なんとそのお方が
この山中湖国際音楽祭を企画運営している、とってもお偉い方だったのです。

僕の音楽を気に入って下さり、デモCDを音楽監督に渡して下さいました。

「こんな若いやつがいるから、もし気に入ったら使ってみたら」

というような事を伝えて下さったようです。

音楽祭もまだ始まったばかり&
日本の若手の育成もするという趣旨があったようで、
本当にたまたま、この流れにのりました。

そして、まさかの音楽監督からのオファー!

・尺八+20絃の二重奏
・尺八+20絃+パーカッションの三重奏
・Vn,Vla,Vc+尺八+20絃の五重奏

うわ〜今まで邦楽器書いた事ないですし〜!

こんな編成もやったことないですし〜!


でもここで「出来ません」なんて言ってられません。

このチャンス、逃してはいけない。

不安でいっぱいの顔合わせをしましたが
尺八の米澤氏が「まずは好きなように書いていいよ〜」って
おっしゃて下さったので、とても気が楽になったのを覚えています。

こうして、音楽祭に初参加。リハーサルから全て初体験!

とっても緊張しましたし、海外アーティストもいるから
英語も使わないといけないし。

でも、無事に初演が終わって舞台に立った時は
本当に嬉しかったです。

何よりお客様が喜んで下さって、本当によかったと思いました。

作曲家としてまた仕事したい、そう強く思いました。

この時、本公演とは別に、サプライズ企画として
お遊びで作った曲があります。

「カレイドスコープ」

音楽祭をイメージして、
まさに万華鏡のように、毎年違うカラーで
音楽とお客さんが楽しむ、決して同じ模様(同じ日)はない、
でも、ずっと愛される音楽祭・・・

そんな曲です。

奥さんと、生徒さん(引き合わせてくれた方)、と音楽祭のメインのお二人という
すごい組み合わせ。

でも、この曲も、まさかの展開をすることになるのです。

遊びで作ったけど。

また来年も出たいなと思っていたので
たしかこのチャンスに、と強く思っていたのでしょう。

事前に2台ピアノ用のオリジナル曲を作って
「よかったら演奏して下さい」と

音楽監督に渡したんです。

「もし気に入ってくれたら」って。

とりあえず、渡すだけ渡しました。押せ押せです。怖いものしらず。

だから出来たのかもしれませんね。

この曲もちゃんとつながっていきます。




 

| 1/1PAGES |

PR

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

search this site.

others